最近、ネットをいろいろ見ていると、昨今の株高からか喜びの声が散見されます。
稼ぎまくっていて、本当におめでとうございますと思います。私も続くぞって元気をもらえます。
それはいいんですが、なんだか知らないんですが、いまだにFXは詐欺的な声も見られるんですね。なんでだろうと。
その辺りをつらつら書いてみようと思います。
株高で、個別株すげー的なこと
⚪︎⚪︎の株すごい上がって、含み益すごいと。増配ですごいと。それは本当にすごいと思います。それを事前に仕込めた人は見る目があるって話ですものね。
あの株も、この株もみたいな。また、株ですから、当然配当が出るわけですね。
でも、本当にすごい?別格の人はともかく、それ以外の人が、その配当が年150〜200万円とか言っているわけです。4〜5千万円の資産を回して。
えっ?!と止まっちゃうんです。それまで、うんうん、いいなーって思って見ていて、最後にえっ?と。
4〜5%くらいですか?それだけじゃ生活できないじゃんと思ってしまって。しかも配当でしょう?半年に1回とかレベルでもらうわけで。減配か増配も個別企業の胸先三寸じゃないですか。不祥事で一発KOだし。
なかなかのハイリスク。というか国が関与する為替よりリスク高いと思ってしまいました。
もちろん、個別株を調査するのが大好きで、今もしっかり儲かっているんだからって人は全くいいんですけど、なんとなく、FXは危険、株は安全、とか(相対的に)思っている人は思考停止にならずに試したらどうかなと。同類ですから。
FXよくある誤解?レバレッジ
レバレッジと聞いただけで、拒否反応がある人がいるんです。以前の記事にも書いたと思いますが、危ないと。とにかく現物じゃなく、レバレッジを効かせたものはダメだと。
まぁ、確かに現物なら、もし何かあっても現物がなくなるだけで、終わりますもんね。レバレッジのあるFXは一応ロスカットと言って、ある一定の含み損を超えると(証拠金が足りなくなると)自動的にポジションは全部決済されます。それによって、普通は少しだけ資産は残っておしまいとなります。
ただ、普通じゃない時があると。天変地異とか、なんとかショックでブローカーが意図的に?変なレートで決済しちゃう事案が発生したことがあります。で、基本ルールとしては、ロスカットで負債は抱えないはずが、負債を抱えることがあるんですね。こう言ったことがあるから、FXは危険と言われているんだと思います。
とはいえ、レバレッジというのは、ユーザ自身が決められる話なので、自身が無理な枚数のトレードしなければいいだけなんですね。
国内証券会社では、最大25倍となっています。25倍でやれと言っているわけではありません。資金と売買量は自分で決めます。
たとえば、レバレッジ1倍(株と同様)で買い(USDJPYだとプラスのスワップポイント)ということもできるわけです。外貨預金状態ですよね。しかも外貨預金よりも通常は利率が良い+信託保全されているので、外貨預金より安全と。これだけでもやる価値あると思うんですけどね。どうでしょうか。
上のUSDJPYだと、レバレッジ1倍で年間6%のスワップポイントがつくからね。株で考えると高配当の部類じゃないのかな。ウィークデイはほぼ24時間取引できるし。(スワップポイントは国間の金利差なので、流動的です)
しかも、超安全のレバレッジ2倍で考えると、単純にスワップも2倍なので、12%です。これでも食わず嫌いなのかと。2倍ってことは、現在1ドル150円として、75円まで円高になると死ぬ証拠金を入れている状態です。今からなります?75円に。そんな動いてたら、銘柄によるでしょうが個別株の方だって大惨事じゃない?
と考えると、2倍くらいは全然ありでしょう?で、10%以上のスワップと。もちろん、20倍までレバレッジを高めたっていいんです(うまくいけば100%(倍増!)アップですが)けど、それは危ないって分かりますよね?だったら、やらなければいいんです。本当にそれだけ。
今は、1通貨(例えば1ドル)単位で売買できる会社もあるので、個別株オンリーの人も片足突っ込んでいいんじゃないかな。
松井証券は1通貨からOK。しかもトラリピみたいなシステムもあるので、マジ神。
〜広告〜まぁどうしても負債抱える可能性があるってのが嫌なら、海外のFX会社ですね。
でも書きましたが、海外のFX会社はほぼ、ゼロカットシステムというルールになっています。
これは、上で書いたような、ショックなどで、変な値で決済されて、口座がマイナスになった際、0にしてくれるものです。そのため、少しもその口座の資産は残りませんが、負債はありません。
しかも可能なレバレッジが500倍とか1000倍ですから、証拠金が少なくても回せるんですね。効率がいいです。と言って、調子に乗って、枚数を張ると、証拠金で死ぬのではなく、含み損で死にますからね。
運用としては、国内は、証拠金+含み損を考えないといけませんが、海外は、証拠金がすごく少なくて良いので、含み損だけを考えればいいイメージとなります。
株、FX戦い方
基本の考え方は同じですよね。
株のガチホールドは、FXで言えばスワップ戦略です。
裁量トレードは、チャート分析、ファンダメンタルズ?、加えて株の場合は銘柄の業績、展望ですかね。
で、上がると思えば、買って、下がると思えば、手放す?売る?だけです。
なので、株だけが相対的に安全という話は全然ないと。相場で売り買いする以上リスクはあります。
好材料で急上昇も悪材料で急下降も株だって、FXだって起こると。裁量の手法?がわからないから勝てないというのは、株もFXも関係ないので、株もやらないですよね。ただ、株は適当に買うというのなら、FXもプラススワップの物を適当に買うのもいいのでは?
個別株は、その会社の不祥事で動いちゃうからね。業界が近いのもあって、記憶にあるのが、ジェネリック薬メーカーね。以前から、ジェネリックのは効きがおかしいって話はリアルであったんです(効くのと効かないのがある)が、蓋を開けてみれば・・ニュースの通り。
儲けを追求する企業なのに、値段が自分で決められない+年々安くなる医薬品だから、コストカット圧力が半端なかったと思いますよ。そりゃ一番しやすいところへ。となるとね。誰も幸せにならない。こういうのって、日本全国起きてません?
株はゼロサムじゃない?社畜さんが吸われているだけじゃないのかな・・回り回って、ユーザ(上の場合は患者)が割り食ってるんだし。資本主義だから、資本家が儲かるようになっている話じゃないですか。あんまりにも酷いと一応是正は入るとはいえ、労働者・ユーザがキレないギリギリを攻めるのが良い経営?ですものね。
ちょっと前に読んだ、ゼロからの「資本論」を思い出しました。自分一人じゃどうしようもないですけど、脱サラしたらある程度の食料の自給自足を目指したいとは思います。
脱線しましたが、私も個別株もやってますし、株価指数もやってますし、為替もやっていると。食わず嫌いせずに、やってみるってのがいいんじゃないでしょうかという話でした。
コメント