さて、前回、前々回と想定通りに動きまくる日経225でしたが、またもやってくれました。
気持ち悪いって。今回もどんな動きだったか見てみましょう。
前回までの相場認識
- 大きな時間足では、上昇トレンド。
- その中でしっかりした調整が発生中。エリオット波動としては、3波〜4波?になるか?
- FE 161.8、FR61.8、4時間足の200MA付近で何度か止まっている
- そこから上昇するなら、エリオット波動1波の安値OR1時間足の200MAくらいまで。
- 上昇するなら4波だろうから伸ばさずちょっととると言った感じでした。
実際どう動いたのか
これが答え合わせのチャート
日経225の1時間足のチャートです。
青矢印付近で前回の記事を入力&アップロードしていたので、買いで入れませんでした。
ちょっととるイメージだったのに、こんなに上がっちゃったので、いつ止まってもおかしくないと怖かったです。一応1波安値まで少しはあったので、エントリーしても利益はでた結果でしたが、まぁこれは結果論ですね。
4波だったら普通にはもう少しグチャグチャ上がる感じだと思うのですが、グイーンと上がりました。
これはもしかすると、1波安値、200MAを超えるんじゃないかと思いましたが、綺麗に1波の安値で止まりましたね?
気持ち悪いでしょ?
しかもその後のチャートパターン(青三角)は上がらないやつですね。マジック3
止まりそうなポイント(トレードできそうなポイント)でチャートパターンです。寝ないで起きてたら、売りでエントリーできましたね。決済ポイントとしては、その時の直近安値(FE 161.8)くらいでしょうか
ただ、この調整の下降エリオット波動って上下の水準は綺麗(3波がFE 161.8まで伸びて、戻しが1波の安値まで)なんですけど、横軸的に歪(3波がダラダラだし、4波がグイーンだし)ですよね。
さらに5波なのに、3波より進んじゃってますしね。これは実は3波が継続しているとかという見方もできるかもしれません。
というように、上下の水準としてはいいんだけど、横軸的に怪しいので、相場認識を決めつけないで、少し様子見るほうがいいように思います。
しかも下げ続けた結果、200MAもしっかり下向きになってきて、今後上昇した際、200MAが壁になりますよね。→気持ちよくグイーンって上がるか疑問。
まぁどうしてもFE261.8(直近の上昇の根本付近)までで下降が止まるようなら、少し買えるかもですが(上昇トレンドの再上昇1波)、ちゃんと反発したのを確認して待っていた上昇トレンドの再上昇(エリオット波動3波)を取る形を狙ったほうがいいように思います。
それまで、ある程度の範囲でピストン運動を希望します。グリッドトレード先生が働いてくれますので。
今、↑で200MAが壁になると言いましたが、壁要素って前回も書きましたが色々あります。
壁=みんなが見ているポイントと言ってもいいと思います。
- 移動平均線(MA)200
- FE 161.8、261.8とか
- FR38.2、61.8とか
- 高値、安値
- レジサポ反転とか?もこれの一種ですね
- トレンドライン
これらのうち、一つでもあればそこで絶対止まるんだとかではないですよ?
あくまで可能性ですからね。ただ、これらの可能性が何個も重なり合う水準である場合は・・・それは本当に壁になりそうですよね。
あ、あと大事なこととしては、線ではなく、ゾーン(領域)で考えたほうがいいです。今回の例では、1波の安値でほんと線みたいに効いているんですけど、ある程度の幅で効くと考えたほうが気持ちも楽だと思います。トレンドラインの際は特にですかね。
トレンドラインはヒゲ先で引くか、実体で引くか論議があるみたいですが、だいたいこの辺(幅)で引いたほうがいいですし、ヒゲ先か実体かよりも、たくさんのローソクのヒゲ先や実体にかかるように引くほうが効くトレンドラインが引けると思います。
なので、色々証拠を見ていって、何個も根拠があるようなら、それを盛り込んで行動するというわけです。(そこまで利を伸ばす、そこで反発を狙うとか)
今回使った分析ツールなど
- 壁調査:エリオット波動1波安値、200MA
- エントリータイミング:マジック3
- 決済目安:FE 161.8、安値
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