グリッドトレードは、会社ごとの独自のシステムや、世界的に使われているトレードシステムのMT4、MT5上で自動売買プログラム(EA)を使用する方法があります。
今回は、国内ブローカーを使うのがいいのか、海外ブローカーがいいのかを考えてみたいと思います。
そもそも、国内ブローカーと海外ブローカーの違いって何?
まずは大雑把な違いを列挙してみたいと思います。
- 税率
- 国内:約20%、海外:最大45%
- ゼロカットシステム
- 国内:なし、海外:あり
- レバレッジ
- 国内:25倍、海外:400〜2000倍
- トレードプラットフォーム
- 国内:独自もしくは、MT4、MT5、海外:MT4、MT5はほぼ使える。
結構気にされる方がいる、入出金関係ですが、まずは、入金なら最近の海外ブローカーは凄くて、国内から、国内の指定口座へ振り込むと10分くらいで反映されることが当たり前にできます。
まぁ、国内ブローカーへのクイック入金みたいなものに比べたら遅いですが、十分許容範囲内だと思いますよ。
出金についても進化が激しいです。自分の銀行口座に、普通の国内からの振り込みの感覚で、着金します。
ちょっと前までは、外国銀行から着金するので、電話がかかってきたり、メールに回答しないと手続きが進まなかったりしたものですが、その辺りは大幅に改善されています。
では、一つずつ見てみましょう。
税率
国内ブローカーの場合、株などと同じくして、一律約20%ですね。
でも海外ブローカーの場合は、段階的に上がっていき、最大45%(課税額が4000万円以上)となります。そのため、がっぽりがっぽり稼ぐ状況なら、税率から見ると海外ブローカーは痛いですね。
ゼロカットシステム
これは、非常に大事な問題です。
ゼロカットシステムとは、各社で呼び方は違ったりしますが、内容的には、トラブルや相場の急変(トレードができないような状態)で大損ぶっこいた場合(口座がマイナスになった場合)に、ゼロに戻してくれるという内容です。
海外ブローカーは大抵採用しています。(要確認ではありますが)
でも、国内ブローカーは採用していません。
なので、国内ブローカーで口座を開く際、小さい文字で、入金した金額以上の損失を出すことがあります。的な文章が書いてあるんですね。
万が一を考えた場合は、海外ブローカーの方が、安心と言えると思います。
レバレッジ
以前は国内ブローカーでも100倍とかレバレッジを効かせることが可能でしたが、あまりにロスカットが多く、マイナス口座になってしまって、ユーザもブローカーも大変という話で?徐々にレバレッジが下げられて、今は25倍となっています。
一方海外ブローカーでは、以前は、200倍くらいだったのが、2000倍とか、無制限なんてものが出てきています。
まぁ番外編でも書きましたが、トレーダー自身がどうしたいかというコントロールが効く話なので、やりながら、スタンスを決めていったらいいんじゃないでしょうか。
上で海外ブローカーで無制限ってのがあると書きましたが、この辺はちょっとトリックがあるので、鵜呑みしないほうがいいです。
時間帯によって、最大値が変動することがあるんですよ。通常は1000倍だけど、この時間は200倍ね。みたいな。そうすると、900倍でポジションを持っていた場合、そのまま200倍の時間帯に入ったら、ロスカットになっちゃいますよね。
どちらにしてもフルフルでレバレッジをかけていると知らない間にロスカットとなりますので、それは国内、海外限らず注意です。
レバレッジの違いであと何が違うかというと、ロスカットされた場合の残金が異なります。
国内の場合は、いくらか残りますが、状況によってはマイナスになりえます。一方海外の場合は、マイナスにはなりませんが、ほぼ口座の金額はないでしょう。
と考えると、負債を抱えないという点においては、海外ブローカーの方が安心できるとは思います。
トレードプラットフォーム
世界的なトレードプログラムのMT4、MT5を使えるなら、国内ブローカーも海外ブローカーも変わりはありません。
ただ、国内ブローカーは一般的には自社のシステムを開発しています。そのため、可能なことが違ってきたりします。こちらの会社では、こういうことができるのに、こっちではNGとか。
MT4、MT5の場合は、VPSや、自分のPCなどを用意しないといけませんから、ハードルがあると言えばあるんですけど、一度設定してしまえば、難しいことはないのでおすすめです。
独自システムの場合は、やりたいことにピッタリのものがあれば、そちらを使うのが一番簡便です。
汎用性などを考えると、ハードルは少しありますが、MT4、MT5でEAを使用するのがおすすめです。
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国内でMT4を使えるのはOANDA、楽天証券、外為ファイネストくらいでしょうか。
〜広告〜海外はMT4、MT5が使えないところは見たことないですが、今のおすすめはExnessですね。
スワップフリーな日経225ならExness違いがわかったところで・・
グリッドトレードするのにどこでやったらいいのよって話ですが、個人的な考えですが、まずは海外ブローカーが良いと思います。
なぜか。
- レバレッジがかけられるので、少ない金額で、色々試せる
- 万が一事故ってもマイナスの心配はない。入金額までが吹っ飛ぶだけ。有限性。
- 汎用性の高い、MT4、MT5の使用方法がわかる
- 海外ブローカーの最大税率が高いのはきついけど、儲かって最大税率になるようになってから国内に移行したっていいわけです。
レバレッジ怖い病が発病する方もいるかもしれませんが、証拠金が全然違うんです。
例えば、国内ブローカーのOANDAで日経225を1Lotは、3000円以上します。一方、海外ブローカーのExnessで日経225を1Lot買った場合、170円くらいです。
同じ元金なら、証拠金がこれだけ違うなら、仕掛けられる幅も増えますよね。
初めの海外ブローカーなら、Exnessがおすすめ。で、Taritali経由で口座開設が大事。
Taritaliとは、海外ブローカーのキャッシュバックサービスです。経由して該当海外ブローカーに口座を開設すると、Taritaliの自身のキャッシュバック口座と紐づけることができます。
で、海外ブローカーで普通にトレードすれば、トレードするごとにキャッシュバックがTaritaliの口座に溜まっていきます。
それを月に1回など、適当に自分の銀行口座に出金できますよ。
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自在に色々設定できますが、面倒なら、単純に少しの設定だけでも無問題です。EAの製作者様のサイトも充実していますので、設定方法などもわかりやすいです。
ちなみに、国内でどうしてもやりたいと言った場合は、松井証券のFX自動売買が適当かなと思います。
それは、1通貨からできるので、少額で試せると言ったところ。少額なら、万が一事故っても大きな問題にはなりませんしね。
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