FXはCFDの一種ですから、差益決済な訳です。
そのため、相場が動かなければ稼げません。と言っても、どっちに動くのか・・それがわからないとね
大損するだけなのです。
でも、そんなの神じゃないので、上昇するのか、下降するのかなんてわからないんですよね。
これね。完璧にわかるとかいう人いたら・・危ないですよ?ええ。
上か、下か、わからないことはわかった。じゃあどうするの?
確かに、訓練を続けていけば、こういう状態で、ああいうときは、こうなることが多い。みたいなことはわかるようになっていきます。
で、その場面って自分がチャートを見ている間に来るんですかね。
何回も来るんでしょうか。週に1回位はあるんでしょうか。
やっときた時に、入れなくて、その後正気を保てるでしょうか。
かなり難しいんですよね。朝から晩までチャートと睨めっこ。しかもチャンスは来ない。
それをずっと継続なんて無理でしょう?脱サラしたって何のために脱サラしたのかって話になりますよ。
じゃあどうしましょう?
難しいから、諦めてコツコツと今の仕事を続けますか?それも、もちろんOKですが、脱サラは夢のまた夢ですね。
じゃやるっきゃないと。
そこでグリッドトレードですよ。
リーマンの味方。グリッドトレード
なぜグリッドトレードかって。それは、事前に張っておけるからです。
ここからここまで、買って売るんだと。逆に、売って買うんだと。もうね。事前に。やっちゃう。
そうすると何がいいか・・・事前に終わってるから、事後報告を見るだけでいい。
辛い通勤電車の中でも、通勤自動車の信号待ちでも、会議中でも、トイレの中でも、お昼休みでも、酒飲みながらでも、MT4なり、システムを見れば、勝手に資産が増えてるんです。
すごいよねぇ。
普通に裁量トレードだったら、ここで反転したら、買おうかなとか思っていても、チャートを見ていられない→やっと見られた→行った後→キーー悔しいみたいなことありますもんね。
または、ここまできたら、売ろう→あれ?来たはきたけど、ちょっと足りない。これはきたことにしていいのかな?→うーん、入っちゃえ→もう一段上があって、辛いとか?
上にもありますが、どこが天井か、底かは神のみぞ知るなので、ピッタリなんて無理なわけですよ。
抵抗になりそうなところ、サポートになりそうなところは分かりますが、本当にそこで止まるかなんて・・ね。
でもそう言ったところって、やっぱり反応はするじゃないですか。グリッドトレードなら、問答無用で売買を行いますので、そう言ったところでも淡々と結果を残していくわけです。
一発でドッカンと取るというのはありませんが、コツコツと自動的に増えていくんですよね。チリツモ効果です。
こういうのってサラリーマンの資質に合いそうな気もします。
グリッドトレードのまた別の良さ
淡々と利益を積み重ねていくってのはいいんですが、これって他に何が良いって・・
- いろんな通貨ペアだって、事前設定だから、トレードを問題なく分散できる
- 分散がしやすいので、安定的に利益を残しやすい
裁量トレードとなると、専門を作るというか、このペアだけを見るみたいなことをするかと思います。
色々なペアを見始めると、頭はこんがらがるし、見ることに精一杯で集中力なんてないですよね。
といって一つの通貨ペアだけだと、硬いところなんてなかなか出現しないし・・
それに比べて、一発の爆発力はないにしても、色々な通貨ペアでコツコツできるってグリッドトレードは魅力的ですよ。
グリッドトレード最高と言っても・・リスクは当然ある
裁量トレードで、いつも1ポジションしか持っていない人からすれば、何が起こるかわからない相場にずっとポジションを持っているグリッドトレードなんて、怖くて仕方ないって人もいるかもしれませんね。
事前に張っておくっていう手法なので、当たり前ですが、そう言った意味ではリスクはあります。
仕掛け幅を小さくして、利幅を大きくすれば、利益の増えるスピードは早いでしょう。
でも、逆行した場合、一気に含み損が増えます。グリッドトレードとしては、ずっと含み損を維持するのは当たり前なのですが、想定している逆行を行き過ぎれば、資金がショートして、ロスカットの憂き目を見ます。
じゃあどうするか?
- 事前にExcelなどで、どういう感じでと含み損が増えていき、証拠金を含めてこれくらいは耐えられるというのを確認しておく
- 実際に小さい額で挑戦する
- 利益の増え方、含み損の増え方を実感する
- これくらい増えたら、仕掛けLotをどれくらい増やしても問題ないか決めておく
こんな対策を事前に行うだけで、パニクった行動は控えられるのではないでしょうか。
こう言った内容も事前に考えられるのもグリッドトレードの良さですね。
番外編 レバレッジについて
ちょっと思い出したのですが、友人と話をしていて、どうもレバレッジについて誤解している人がいるので、考えてみたいと思います。
レバレッジはてこって言われていますが、例えば、株は通常現物で取引なので、100株A円なら、買うのにA円必要なわけです(レバレッジなし。1倍のこと)が、FXの場合は国内では最大25倍なので、100円のものが、4円の証拠金で買えちゃうって話(レバレッジ25倍)です。小さい証拠金で大きなものを動かすというテコってことですね。
で、FXはレバレッジがあるから、怖いとかいう人がいます。
ちょっとハテナなんですよね。レバレッジは自分でどれだけ証拠金を入れて、どれだけ取引するかって話だから、別にレバレッジ1倍でUSDJPYを買ったって良いわけですよ。2倍で買ったっていい。3倍で、4倍で、・・・25倍で買ったっていいと。
そりゃ国内でレバレッジ最大値の25倍とか、海外で2000倍とかで取引していたら、ちょっとした逆行でロスカットされちゃうでしょうが。
上の例では、100円のものを証拠金100円入れた状態で、買えば、株と同じレバレッジ1倍な訳です。
わざわざ4円しか入れないで、買いますか?ってことですよ。
そう、レバレッジの最大値は会社によって決まっていますが、実際どのくらいでやるかは、自分で決められるってことなので、怖がる必要はないと思います。
松井証券は、1通貨から売買できますから、普通に150円入れて、1ドル買えば、外貨預金と同じですよね。しかも口座のお金は分別管理されていますから、普通の銀行の預金保護のない外貨預金よりむしろ安全かも?!
〜広告〜今度は、国内、海外の違い、グリッドトレードに適するのはどっちなんてことを書こうかなと思っています。
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