ループイフダンを開始して数か月行って思うこと

〜投稿内に広告が含まれることがあります。〜

この記事は約4分で読めます。

アイネット証券のループイフダンを数か月実行してきて思うことをまとめてみます。

これからやってみたい、やっているけど、○○と思うのは私だけ?なんて方に参考になれば幸いです。

ループイフダンおさらい

ループイフダンはその名のとおり、イフダン注文を繰り返すシステムです。

イフダン注文ですから、○○の値になったら、買い、××になったら売り・・みたいな注文ですね。そのため、自動的には損切りはしません。

手動で1ポジor全て決済(損切り)可能です。

意外に1ポジで決済できるのは良い点です。外為オンラインのiサイクル注文では、1ポジ手動決済はできません。サイクル注文を止めることができますが、ポジションを手動で決済しようとすると、全決済になります。

つぎの最大ポジション数の話と関係してきますが、最大ポジション数に達してしまった場合でも、現在値から離れたポジションをいくつか手動決済し、またポジションの空きを作り、ループイフダンの継続をすることも可能です。

最大ポジション数が設定できるのはメリットだが・・

私は、はじめ最大ポジション数が設定できるのは、とても良いメリットと思っていました。逆方向トレンドでズンズン円高(買いポジの場合)に行った際、含み損が増えすぎてロスカットになるのを遅らせることができるからです。

ただ、実際にそういった状況になった場合、最大ポジション数の先で相場が行ったり来たりを繰り返すと、全く、利益がでないし、含み損は減ったままだし、さらに円高になったらどうしようという不安しかない状態になります。

意外にこれがつらく、少しでも利益を積み上げていたほうが精神的に楽なんですね。

もちろん、ポジション数を考えると、結構な資金を準備しないといけません。ですが、じっくり放置気味で利益を上げることを考えると、最大ポジション数の設定は多めに、もしくは設定しないほうが良いと思います。

一度設定すると、途中で変えられないのはデメリットですね。

ただ、最大ポジション数を設定するにしろ、しないにしろ、大事なのは資金管理(ロスカットされない)なのは言うまでもありません。

逆風はやっぱりつらい

資金管理に関することですが、余裕があれば、いくら円高になろうが、ほうっておけます。ですが、ギリギリだと、為替の変動を一喜一憂してしまいます。今日も生き残った、とかその日暮らしになってしまいます。

資産運用でそんな気持ちになりたいですか?ということです。

もちろん、相場が相手ですから、上がったり、下がったりします。ただ、上がり続けても、下がり続けても、事前に○○までは大丈夫と計算をしておけば、安心のはずなんです。私もしてました。

しかし、不思議なことに、○○までは猶予があっても、一直線に近づいていくと、リミットを超えてしまうんじゃないかと不安になるんですね。

まだ、○○になっていないのに。ですから、想定の値を幅広くとっておくことが安心です。ということは、資金が多く必要になります。

もしくは、買いポジなら、円高の時にスタートすれば下限を考えた時に少ない資金で始められますね。

これからやる場合の注意点

現在値は通貨として、どのあたりにあるのかを意識すると良いと思います。過去最低値と最高値を頭にいれて、現在値が下の方で買いポジをするなら少ない資金でも攻められますし、逆に最高値に近い場合では、売りポジからなら攻められそうですし、買いポジならちょっと消極的に攻めることも考えられます。

ループイフダンはとてもよいシストレですが、完全にほっておくと、痛い目にあいます。

相場の流れを確認し、資金管理が必要です。

まとめ

  • 最大ポジション数設定はループイフダンのメリットの一つだが、デメリットにもなりうる
  • 資金に余裕があるなら、最大ポジション数の設定をしないのもアリ
  • 逆風が辛いので、想定幅は大きく取る
  • 過去最低値と最大値を考慮にいれ、現在値の立ち位置を確認する
  • 資金が少なくても、現在値が最低値に近いなら買いポジで攻められる
  • 逆に現在値が最高値に近いなら買いポジで攻めるのは辛い
  • ループイフダンは基本的にほうっておけるが、相場の流れと資金管理はどうしても必要

皆様の参考になれば幸いです。

ループイフダンはアイネット証券のi-シストレ口座でできます。
詳細は↓までどうぞ。
シストレi-NET

コメント

タイトルとURLをコピーしました